ラテンアメリカ 光と影の詩

氷に閉ざされた最果ての町、アルゼンチン領ウスワイヤに住む16才の少年マルティン。規則だけが横行する廃虚同然の学校での生活や、親友や恋人との別れによって、彼の心はすさんでいく一方。義父のいる家も居心地が悪い。母のヘレナは、危険な政治活動に身をさらす夫ニコラスとの生活に疲れ10年前に離婚した。その後、父は単身ペルーへ。母に対する反発心、実父への思慕、自分の将来への希望と不安……。

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